日常のパソコン作業やスマートホンの操作などにより、頭の位置が前方へ行き、首の骨が一直線になっている姿勢をいいます。もしくはさらに悪化すると真っ直ぐを通り越し、後側へカーブしていきます。首の骨は頚椎と言われ、本来は緩い前方へのカーブを描きます。

　その状態であれば、頭の重さを筋肉を無理なく使うことで支える事が出来ます。また骨の間には椎間板と言われるクッションの役割を担うものがあるのでスムーズな首の動きを可能にしています。

　しかしストレートネックになってしまうと、頭が前に出きてしまい、顎が上がり、いつの間にかお口がポカンと開いてしまう状態になります。口呼吸になってしまうと口腔や喉頭、咽頭の粘膜が乾いて様々な病気に罹りやすくなるとも言われてます。

このような状態になると首・肩の筋肉への負担が強くなるのは想像に容易いことでしょう。こうして首こり・肩こりとしてあらわれ頭痛やめまい、吐き気や耳鳴りなどの自律神経症状にも繋がってきます。

　また首の骨がストレートになることで首を動かしづらくなる、特に上に向きにくいなどの症状が出てきます。

　首から出ている神経は腕を通り指先まで到達しています。従って肩から先の痺れや痛みが出たりもします。

　そして、うつ傾向や不安症などの精神症状を引き起こすとも言われています。